こんにちは。しけももです。
今回は私の8本目の万年筆、ビスコンティ ディヴィーナ タイフーンブルー リミテッドエディションをご紹介いたします。
世界限定100本というこの万年筆。100本は限定の中でもかなり少ないと思います。そのうえ、オーストラリアでしか販売されていないとのことです。
ビスコンティについて
ビスコンティはイタリアの万年筆メーカーです。「ファン・ゴッホ」シリーズや「レンブラント」シリーズのように、名画をモチーフにしたシリーズが有名です。油彩のようなレジンが美しいペンで、イタリア万年筆にしては手が出る価格だと思います。
今回はそのようなシリーズではなく、「ディヴィーナ」シリーズからご紹介いたします。
ペンとの出会い
ビスコンティ ディヴィーナはメリカリを回っていた際に見つけました。世界にはこんなに斬新な万年筆があるのかと目を奪われました。
ただ、イタリア万年筆にありがちですが、とにかく高い。定価では10万を下らないので、中古を探す旅が始まったのでした。ただ、マイナーなペンなので、出物自体が少ないです。
探すこと(おそらく)半年以上。ようやく納得いくものを見つけ、購入できました。
ちなみに、前回のデルタイスラエル60に引き続きなかなか見ない万年筆です。
実はこのペンがブログを始める直接的な原因となっています。このような、なかなか情報が出てこないペンの情報を発信したいな、と思って始めた部分がありました。
ビスコンティ) ディヴィーナ タイフーンブルー リミテッドエディションをレビュー
それではビスコンティ ディヴィーナ タイフーンブルー リミテッドエディションをご紹介いたします。
シンプルながら鮮烈なフォルムです。
目を引く螺旋模様がとにかくインパクト大です。
クリップはアーチ状。この螺旋のボディと緩やかな曲線が調和しています。
Viscontiのロゴが入っています。フィレンツェの名所 ポンテ・ヴェッキオ橋をモチーフにデザインされているとのことで、人と人との出会いを表現しています。
キャップを外してみました。
キャップはマグネティックキャップという磁石でくっつくキャップが採用されています。初めは開けるのにコツがいりますが、慣れてしまえばむしろ使いやすいです。
機密性にも問題ないのではないでしょうか。
ニブはパラジウムでできており「ドリームタッチ」という名前を付けているほど、柔らかいそうです!
実際使ってみると、まあ柔らかいかな…?くらいでそんなにわからないですね…笑
23金とパラジウムだとのことです。ニブは大きく、デザインも豪華できれいです。
キャップはマグネット後ろのくっつきます。このペンはオーバーサイズなので、M800よりも大きく、キャップポストしなくて丁度いいです。
ディヴィーナにはミディアムサイズとオーバーサイズがあるのですが、ミディアムサイズはM400と同じくらいだそうです。オーバーサイズはM800よりも大きいです。M1000は持っていないのでわかりませんが、もしかすると同じくらいかもしれません。
この万年筆のおすすめ度は
おすすめ度(独自基準)ですが、、
★★★★★ です!
唯一無二のフォルムは、いつまでも見ていたくなりますし、外で使いたくなります。
このタイフーンブルーは数も少なく、大きいのでそのような使い方はできない(というか私は基本使えておらず、見る専用になりつつある…)のですが、レギュラーラインナップのミディアムサイズならその使い方ができると思います。
美しいレジンの万年筆も、目を引く色の万年筆も持っているのですが、一番印象に残るといわれるのはディヴィーナだったりします。
普段使いでも、自宅で大切にするのにも、芸術的なこの一本は「買い」ではないでしょうか。普段使い用にミディアムも欲しくなってきたー!
以上、ビスコンティ ディヴィーナ タイフーンブルー リミテッドエディションのレビューでした。
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