こんにちは。しけももです。
最近はありがたいことに「革靴 ブログ」なんていう検索もしていただいているようです。私も見ていますが、もっとたくさん持っていて、履き比べていて、詳しい革靴ブログはたくさんあります。
このブログだからこそできる初心者目線を大事にしていきたいと思います。
革靴を履く生活にも慣れ、靴棚にいくつか入ってきた後に感じること。
それは、ちょっといい革靴を履いてみたいということではないでしょうか。
いや、そういう人は特殊かもしれません。ただ私はいい革靴は履き心地が違うんだろうかと気になりました。
割とお手頃で(3万円台くらい)革質、製法を気にすると、選ぶべきブランドは縛られてくるようです。
その中でも評判が良かったのはスコッチグレインのアウトレット。
特に匠シリーズの革がいいということで、見に行きました。
いつも行くのは有楽町のファクトリーラボ。アウトレットが買えるお店が有楽町にあるのはありがたいです。
この靴は初めて有楽町のファクトリーショップに行った際に買いました。
ちなみに初めて行くと、結構悩むと思います。
こういったブログ記事では、「匠シリーズが~」とか「HA-0526が~」などと言われますが、そんなようにはおいてありません。
その時々にあるいろんな靴が並んでいるので、型番などを気にせず、どれがかっこいいと感じるかで選んでみるのがいいと思います。
私の場合は、よくわからず、「匠シリーズってどれですか?」という初心者質問をしました。教えていただいた中から、気に入るものを選んで買ってみました。
型番については、常に全てあるとは限りません。
スコッチグレインのブログやSNSで入荷情報が出ていますが、特にこだわりの条件や狙っているモデルがなければ、まずは行ってみるでよいと思います!
スコッチグレインのアウトレットは、革の「トラ」や「血筋」がある部分を使っているそうです。ただ、私は見ただけではどこにトラや血筋があるのかはわかりませんでした。
それでは靴を紹介します。
スコッチグレインのアウトレット、匠シリーズのHA-0526
デザインは、内羽のパンチドキャップトゥ、黒です。
最近パンチドキャップトゥが一番使い勝手がいい気がしてきています。
フォーマルだけど程よくおしゃれなデザインだと思います。
HA-0526という型番について、HAはフランスの「アノネイ社」の革を使っていることを表しています。
光沢があり非常にきれいな革です。他の靴と比べても、きめ細やかなように見えます。
サイズは24。これはお店でスタッフの方に測定とチェックをしていただいて選んだサイズです。最初は小さくない??と思いましたが、履いているうちに慣れてきました。
かかとに穴が開いているのがスコッチグレインの特徴。制作時に必ず空く穴だそうです。
ちなみに入っているシューキーパーはスコッチグレインのもの。匠シリーズを購入すると無料でついてきます。
この靴は履き始めて2年近くたっています。履く頻度は週1回くらいと少ないのですが、かかと部分についてはスレのあとがあります。
靴底は革底です。購入時はスコッチグレインのロゴがあったのですが、歩いているうちに消えていきました。
見にくいのですが、土踏まずの部分に「匠」の文字があります。店頭でシリーズが分からない際は、これを見てみてください。
革底なので雨の日は履かない方がいいです。天気予報をチェックしてから履くのは面倒ではあります。
靴底は足の湿気を吸うなんて言う話もあります。確かにグッドイヤーウェルト製法も相まって蒸れるという感覚はあまりないです。
ちなみに以前ご紹介した「マッケイの靴」や「テクシーリュクス」では夜遅くには蒸れを感じたこともあります。
履いてみた様子です。光沢があって美しいですね。
実は買って帰って他の靴と見比べて気が付いたのですが、先がちょっと台形っぽくなっています。
先が台形になると靴自体の長さが短く感じるように思います。
可愛らしいシルエットで気に入っています。
履き心地はどうなのか?
高級な革靴は履き心地がいいという話もありますが、実際はどうなのでしょうか。
実際履いてみた中では、あまりわからないというのが正直なところです。
まず靴底ですが、クッション性が高くないので帰ってくると足が痛いということもあります。
サイズについては履き始めは固く、きつすぎると感じましたが馴染んできます。
馴染んでからも小指が痛い日などはあります。解決方法自体はあり、毎回きちんと靴ひもを結ぶというものです(有楽町まで行って聞いてきました)。
ただ、毎日面倒なのも事実。結局紐は結んだまま脱ぎ履きしています。
たいていの日は大丈夫です。
ステップアップするには最適!(と思う)
これまで安い革靴を履きつぶしていた方が、新しく本格的な靴に関心を持った際、スコッチグレインのアウトレットに行くのはよい選択肢だと思います。
同じデザインの靴があるかわからないので比較はできないのですが、5万円の靴が3万円で買えるようなイメージだと思います。
気に入っても履き続けられるか、ちゃんとケアできるかなど心配はいろいろありますよね?初期投資は少しでも安い方がうれしいですから、ぜひ行ってみてください。
他のアウトレットはなかなか生きにくいところにありますが、有楽町(あと横浜)は行きやすいところにあります。