こんにちは。しけももです。
2019年頃から流行ったラグスポブーム。多くのメディア・発信でラグスポの話がされていましたが、少し落ち着きだしたようにも感じます。
腕時計のブームというのもなかなか不思議なものです。普通、人は腕の数に限りがありますから、0~3本しかもっていないですし、時計好きでも年に1本買えるかどうかではないでしょうか。
ブームに乗って時計を買うということ自体、貴族の遊びといえるかもしれません。
私は時計好きですが、所持数については「普通の人」の域を出ていません。
しかし、ブームに乗って(?)買ってしまいました。
Bell&RossのBR05です。
私の駆け出しのコレクションの中では、ラグスポ系というだけでなく全く違う存在になってくれるので、手が伸びてしまいました。
BR05購入まで!
なぜか時計が欲しくなることってありますよね。たいてい何とか我慢するのですが、どうにも我慢できない時があります。
そういう時は、いつの間にか具体的な予算とモデルの候補が見えてしまっていて、いくらなら買えるかな?と確認するフェーズに入っています。
そして、今回はちょっときらびやかな時計が気になっていたのです。
私が持っているカレラやプラネットオーシャンはかっこいいですが、きらびやかという印象ではないと思います。
カレラはスマートなイケメンタイプ、プラネットオーシャンはタフさの中にかわいらしさがあるようなタイプです。
きらびやかで、イケている時計といえばラグスポです。
というわけで気になり始めてしまいました。
まず気になったのは、モーリスラクロアのアイコン。言わずと知れた手ごろでかっこいいラグスポウォッチです。20万円台で買えて、あのカッコよさとクオリティ。確かにすごいです。
ただ、結構持っている人を見るということが気になり、やめることにしました。
こちらを選んでいても後悔はなかったと思います。
次に気になったのが、チューダーのロイヤルです。ラグスポの範疇なのか謎ですが、きらびやかできれいな時計です。
価格はこちらも20万円台と良心的です。
実機も見ましたが、サイズもデザインも、どれをとっても非がないモデルでした。
ただ、なんとなくもっと違う時計を求めていたのでしょう。
ふとベル&ロスが気になり始め、そういえばBR05とかいう個性的でかっこいい時計があったなと思い、購入してしまいました。
Bell&Ross BR05のスペック紹介
今回もまずはカタログスペックから。
ケース経は40ミリ。スクエアのケース経はラウンドのそれよりも少し小さく考えても大丈夫といわれています。
私は腕周り約15センチですが、ギリギリOKという感じでした。
ケースはステンレススティールです。サテンとポリッシュが使い分けられています。
防水は100メートルとのことです。日常生活で困ることはないです。
ムーブメントは「BR-CAL.321」でパワーリザーブは42時間。私は短いなと思ったことも、長いなと思ったこともありません。
リューズはねじ込み式。実はリューズガード付きです。
文字盤はサンレイで程よく光ります。夜行は実は数字にも入っています。
Bell&Ross BR05を紹介!
Bell&Rossというブランドは、ミリタリーウォッチを多く作ってきました。
そんな中で生まれたBR05のコンセプトは都会だそうです。
確かに都会のビジネスマンは、都会という戦場で戦っています。そんな環境でも少しでも快適に過ごせたらというコンセプトはとても気に入りました。
公式サイトには、「強靭な宝石」というキャッチコピーも出てきます。
4つのビスがいいですね!
ケースとブレスが一体化した、流れるようなラグのデザインはラグスポのデザインコードです。私は見ただけでは継ぎ目がどこかわかりません笑
ベルトもサテンとポリッシュの使い分けがされていて、きれいに光ります。ちなみに自動巻きローターは車のホイールをイメージしているとのこと。
置いておいても様になる、存在感のある時計です。
ちなみにダイヤルカラーはかなり悩みました。
ラグスポといえばブルーが鉄板ですが、ブラックも捨てがたい。実物を見ると、若干印象も違い、悩んでしまいます。
ブラックにした決め手はインデックスの違いです。実はブラックだけミニッツマーカーが入っているのです。これがあることで締まった印象になることと、ルーツのミリタリーを考えればミニッツマーカーも欲しいということでブラックにしました。
利用シーン
都会のための時計ですから、スーツにはもちろん合います。
ただ、TPOによっては派手すぎると感じる場面もあるかもしれません。
ちょっと高級なお店に行くときなんかにはちょうどいいですね。
街歩きにももってこいです。
アウトドアは、ちょっと不相応かなという印象ではあります。
気になった点・注意点など
全体的にきれいなポリッシュ・サテンで仕上げられているので、傷は目立ちやすいです。あとスクエアケースは若干ぶつけやすいかもしれません。
時計の雰囲気として、傷が映えるタイプではないと思うので、ここは注意が必要かもしれません。実際にもう傷はつきました(あまり気にしていませんが)。
リューズがかなり小さいので、操作はしにくいです。
リューズガードもあり、ねじこみ式なので、できたら操作はあまりしたくないなと感じます。
Bell&Ross BR05の総評は…
使いやすいタイプの時計ではないと思いますが、しっかりとBell&Rossの系譜を継ぎ、都会的に仕上がっている時計です。
Bell&Rossの時計をしている人は少ないのもうれしいところです。BR01をしている人と電車で隣になり、ついついお互いに腕元を見てしまったこともあります。
また、つけるとちょっと元気が出るような、そんな魅力もあります。デザインやコンセプトが気に入った!という人は買いです!!