こんにちは。しけももです。
今回は万年筆レビューの番外編としてお送りします。
なぜ番外編かというと、なんの万年筆だかわからないためです。
名前もわからないし、買ってもいないので、番外編としました、
万年筆との出会い
今回ご紹介する万年筆は祖父の家で見つかりました。万年筆を使い始めて少しの頃に見つけ、長年使われていなかったので、持って帰ってきました。
インクが固着していて、溶かすのにも1週間くらいかかった覚えがあります。
今もなんとなく絵の具のような匂いがします。
万年筆のレビュー
名前もわからない万年筆。写真でお見せします。
キャップを付けた姿。全身金色で華やかです。
ただ、金属製ですっきりしたフォルムなので、なかなかのかっこよさです。
キャップを外した姿がこちら
首軸がプラスチックで、少しチープです。そしてほとんど見えないニブ。どこに行ってしまったのか?
ニブはこのように、首軸と一体になっていました。カレンと似ている特殊さですが、フーデッドニブといい、このスタイルの万年筆は他にもあるそうです。
下から見た様子。この穴から吸入できるようです。
キャップが南国です。私は勝手にハワイの万年筆だと思っていました。
クリップにWHITE FEATHERと書いてあります。重要なヒントです !
中を開けてみると、見たことのない吸入方式でした。ゴムサックをレバーで押して、吸入するようです。
レバーはまだまだ普通に動きます。
ゴムサックは汚い…
長年のインクが染み付いていて、強烈な古い絵の具臭がします。
ここまで見てきて、特徴的な部分がわかってきました。
フーデッドニブ、ゴムサックの吸入、
そしてWHITEFEATHERの文字です。
WHITE FEATHERの万年筆??
キャップにはWHITE FEATHERと書かれています 。
これで調べてみると、もうすでに倒産している中国のメーカーだそうです。
調べると、情報は少ないのですが、色々と集まってきます。
どうやらこのWHITE FEATHERは中国語で「白翎」というメーカーで、白い羽という意味だそうです。
特徴は、
1、真鍮製の胴軸
→私のものの素材はわからないが、当てはまっていそう
2、スチールニブでフーデッドニブ
→当てはまっている
3、ゴムサックの吸入式
→まさしく!
4、嵌合式のキャップ
→嵌合式です!
ということで、まさしくこれに当てはまっています。
ただ、同じ万年筆は見つかっておらず、具体的な品名までは特定できませんでした。
というか、一つも品名に関する情報はありませんでした。。
ちなみにネットで売買されている情報を見ると、とても安いようです。笑
カクノの方が高いかな、、笑
ゴムサックは正直いつ壊れるかわからず、フーデッドニブは洗浄もめんどくさそうなので、最初に生き返ったことを確認して以来は全くインクを通していません。
書ける状態に復活してそれを維持できているということで、穏やかに眠っています。。
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