こんにちは。しけももです。
今回の万年筆レビューは、ウォーターマンのフラッグシップ、カレンをご紹介します。
4本目の万年筆です。
ペンとの出会い
万年筆も集まってきたときに、カレンを見つけました。私の知っている万年筆とは一線を画すフォルムでしたが、妙に惹かれるものがありました。ただ、私は金欠大学生。毎日メルカリを見て回り、中古・ペンのみ・でも格安、のものをポチッとしたのでした。
ウォーターマンとは?
ウォーターマンは、フランスの筆記具ブランドです。フランスでは最も代表的なのではないでしょうか。次点はSTデュポンだと思っています。
創業者は最初に万年筆を発明したと言われている、エドソン氏。保険外交員として働いていましたが、契約の段階まで来て、ペンからインクがぼたぼたと紙に垂れてしまい、紙を変えている間に失注してしまいました。その悔しさをなぜか「インクが垂れないペン」の開発に注ぎ、見事万年筆が生まれました。なぜその情熱を保険業に注がなかったのか、紙の予備を用意する方向に向かなかったのかには疑問を抱かずにはいられませんが、いずれにせよ彼の謎の発想により、私の趣味は今あるわけです。
話は随分とそれましたが、ライディングジュエリー、書く宝石と評されるほど、美しいペンを作るメーカーです。
ウォーターマン カレンをご紹介!
それではカレンをご紹介します。カレンは大海を進む船をイメージして作られたとのことで、珍しい形をしています。
キャップは嵌合式で、回さずスポッと開けます。
キャップを開けるのスマートなペン先が出てきます。首軸と一体化しています。
ニブは18金とのことですが、形が形なので全くわかりません。ただ、万年筆の柔らかさはとくにないです。
ぷっくりとした胴体の上ギリギリにペンポイントがあります。一見胴体に紙が当たりそうですが案外問題ありませんでした。
中身はコンバーター・カードリッジ式です。
この万年筆のおすすめ度は?
おすすめ度(独自基準)ですが、、
★★★☆☆ です!
個性が強いので、好みが分かれるペンだと思います。
本体はラッカー塗装をした金属らしく、見た目以上に重いです。キャップも同様に重く、後ろにぴったりとはまらないです。
まあ、ポストしなくても違和感のない重量です。
前述の通り、ニブはとても硬いですし、持ち運ぶとインク漏れがしやすいように思います。嵌合式なので若干乾きやすいところもあり、私は基本使うときは家でした。
ただ、めちゃくちゃかっこいいです。このフォルムだけで買う価値があります。
万年筆を何本か持っていて、タイプの違うペンを楽しみたい人におすすめのペンです。
以上、ウォーターマン カレンのレビューでした!
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