こんにちは。しけももです。
今回は7本目の万年筆 デルタ イスラエル60 1Kをご紹介いたします。
今回の デルタ イスラエル60 は情報が少ない万年筆だと思います。
実はこういったペンの紹介を個人的に見たい、ということがあり、ないなら自分で書きたいな、と思っていたのでした。
限定1948本の万年筆です。定価は13万円だったとのこと。今では定価で出会いことも難しいかもしれません。(後述しますが、私は定価よりだいぶ安く買えました。傷も多い中古ですが…)
ペンとの出会い
前回の記事でドルチェビータを粘り勝ちで購入したしけもも。ずっとサイトを見続けた結果、多くのデルタ万年筆に触れ、知らず知らずのうちにイタリア万年筆沼に足を踏み入れていたのであった…
というわけで、相場も分かってきて面白くなってきた頃に、見つけてしまったのでした。デルタイスラエル。
存在は知っていたが、売っているのは初めて見た!ぎりぎり手が出なくもない…ということで買ってしまったのでした。
ちなみに手が出る価格なだけあり、小傷も多く状態はよくありません。それでもデルタイスラエル60の美しさは充分に感じ取れます。
ちなみにシリアルナンバーはぞろ目です。
DELTA(デルタ)イスラエル60 1K をレビュー!
ではDELTA(デルタ)イスラエル60 1Kを紹介していきます。
細部までデルタのこだわりが詰まったペンです。
大きすぎるキャップとぷくぷくした胴体です。空を思わせる水色は鮮やかで、濃い青のレジンが印象を締めます。
キャップを外すと大きなニブが出てきます。キャップは本体よりも重いくらいで、ポストは基本出来ないと思います。リアヘビー過ぎてコントロールできません。
銀のリングの部分、キュッとしまっている感じが少しかわいくて気に入っています。
ニブにはイスラエルのダビデの星。18金でできています。字幅はMです。デルタの字幅舶来品にしては思ったよりも細い印象です。イタリア万年筆特有の「書けない」レベルの不具合のうわさも聞きますが、運よくこのペンは全く不具合なく書けます。
天冠はヘブライ語で60を示す文字が入っています。一文字なのでしょうか…
αみたいです。
これまた個性的なキャップリングは国章であり、平和と友好の象徴でもあるメノーラ(燭台)が、クリップは直接触ることのできない、神聖な羊皮紙でできたトーラーに触るための手がデザインされているとのこと。(この辺りは基本商品説明の受け売りです)よくわかりませんが、造形はすごいです。
コンバーター式です。もともとついてきたコンバーターはインクが付きまくっていたわけですが、壊れてもいないのでそのまま使っています。
ちなみに、イスラエル60には1K と1KS があります。1KSはレバーフィラーで、バーメイル(ゴールドトリム)です。
また、イスラエルには50もあります。50は青のボディと白のレジンが美しい、シンプル目なペンです。
(持っておらず公式の画像もないため引用できず、、申し訳ございません)
この万年筆のおすすめ度は
おすすめ度(独自基準)ですが、、
ーーーーー です!
すみません、正直どこで売られているのかもわからず、売っていても値段がわからないため、おすすめ度を付けられません…
ただ、仮に定価で新品を買えるとしたら、おすすめ度は
★★★☆☆ ですかね。
イタリア万年筆のこだわりが詰まった、美しく楽しいペンですが、いかんせん高い!イタリア万年筆はどれも圧倒的に高いのが難点ですね。。
ただ、買って後悔はしていませんし、もし見つけたら次はいつ買えるかわからないので、買ってしまうのが良いと思います!
当ブログは皆様の背中を押していきます!笑
個人的には、1948本は限定としては多い方のように感じますが、デルタは復活の可能性絶望的ですし、良いと思います!(2回目)
以上、DELTA(デルタ)イスラエル60 1K のレビューでした!
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