しけももこれくしょん~文房具と腕時計のブログ~

私のお気に入りを紹介するブログ

オメガ シーマスター プラネットオーシャン38mm レビュー 使い勝手のいいチビ厚ダイバーズ

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こんにちは。しけももです。

オメガ シーマスター プラネットオーシャン(232.90.38.20.03.001)、買いました。

実は買ってから1年くらい経ってしまったのですが…

逆に1年以上たっている方が良いところも悪いところも見えるだろうということでお許しください。

 

プラネットオーシャン購入までの経緯

夏が近づくとダイバーズが欲しくなるといいますが、初めて感じました。ちょうどタグホイヤーカレラを使ってしばらくたったころ、無性にダイバーズが気になり始めました。

最初はオリスのアクイスあたりにしようかと思っていたのですが、「ダイバーズといえばシーマスターは持ってみたいな」などと思ってきて、徐々に当初の予算から乖離していくという状態に発展しました。

 

ただ、シーマスターのダイバー300Mって結構大きいんですよね。

41ミリあって、腕周り約15センチの私には若干の違和感があるかも?ということで泣く泣く見送りました。

一番オメガらしいデザインで格好いいと思うのですが、つけて馴染まないものはやめた方がいいと思います。

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ちなみにこっちもつけてみました。今見てもかっこいい!ですが予算オーバーで断念

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ということで小さいダイバーズに目を向け、プラネットオーシャンの37.5ミリとチューダーブラックベイ58で悩み始めます。

どっちもすごくいいんだけど、スペックもせっかくなら気にしたい!ということで今回はプラネットオーシャンに決まりました。

 

オメガ シーマスター プラネットオーシャン38mmのスペック紹介

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まずは公式のものを参照します。ちなみにもう廃版のようです。細腕からすると残念。

私の選んだブルーダイヤルはチタン製です。同サイズでもブラックダイヤルはステンレススティールなので、地味な仕様の違いがあります。

 

ケース系は37.5ミリと小ぶりですが、厚さは15.2ミリとしっかり目です。

ケースはチタンなので、思ったよりもずっと軽いです。プラネットオーシャンは重いといわれますが、この点はかなり使いやすいです。

防水性能は600メートル。ヘリウムエスケープバルブも完備しています。

ムーブメントは「コーアクシャル キャリバー8520」クロノメーターです。

 

チタンはオメガのグレード5チタンだそうで、細かいところはよくわかりませんが、結構ステンレススティールと近い色合いです。光沢は鈍いですが、白さは近いように思います。

ねじ込み式リューズにサファイアクリスタルの風防、セラミックにリキッドメタルを入れた逆回転防止ベゼルです(たぶん)

 

ムーブメントはパワーリザーブ50時間とのことですが、確かに外して2日くらいは持つ印象です。巻き上げ効率がすごく良いようで、少し持っただけでも動き出します。

使っていたカレラはパワーリザーブが一番の弱点だったので、この使いやすさはありがたいです。

 

 

オメガ シーマスター プラネットオーシャン38mmの見た目は?

かっこいいというよりは、かわいいという印象かもしれません。

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小さい中にギュッと情報が詰め込まれ、非常に満足感があります。

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秒針の先のオレンジがアクセントになっています。ダイヤルのオレンジでのシーマスター表記・立体的なオメガロゴもよいアクセントです。

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ブレスレットは特徴的なところはないかもしれません。ただ、肌と馴染んでつけていても違和感が少ない仕上がりです。

 

これまでに利用したシーン

カジュアルな見た目ですが、ステンレススティールに近い輝きもあり、そんなに大きくないので、利用シーンはそこまで選ばないように思います。

実際に仕事の際にスーツと合わせても違和感がなく、何度も使っています。

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ただ、やはりダイバーズなので一番似合うのは海ですよね。

海に行ったときに着けてみました。海でダイバーズをつけるというだけでテンションが上がります。

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アウトドアのイベントの際にも任せやすいと思います。軽いので邪魔になることもなく、スポーティな雰囲気を出せます。

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すごくかしこまったパーティや式典といった「フォーマル」には合いませんが、スーツでクライアントに合うくらいの「ビジネスカジュアル」な場からアウトドアや休日の「カジュアル」まで任せられると思います。

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気になった点や注意点

最後に気になった点や注意点をいくつか紹介します。

・ブレスレットは自由に買えない

シーマスターといえば、ダイヤルカラーにあったラバーベルトが魅力です。この時計もラバー仕様もあったのですが、メタルブレスが簡単に買えないということで断念しました。

ちなみにブラックダイヤルのものはステンレス、こちらはチタンなので、そこでうまく探すということもできなさそうです。ブレスで使いたい方は注意した方がよいと思います。ラバーだけだと利用シーンの幅が少し減りますからね…

 

・ブルーとブラックで値段が結構違う

先ほどお話ししたとおり、ブルーとブラックは素材が違います。そのせいか、ブルーの方が結構高くなっていて、探す際に驚きました。

私はブルーがよかったので、仕方なく少し高いものを選びましたが、ブラックでよければもっと安く変えたなあとは思います。

 

・厚い時計の宿命「ちょいちょいぶつかる」

厚い時計の宿命ですが、それなりに何かにぶつかります。

チタンもかなり固いようで、幸い目立った傷はないのですが、怖い思いはします。

 

これまで使ってみて…

ここまで使ってみて感じますが、使えば使うほど愛着がわきます。夏になると使用頻度を上げたくなりますし、普段も今日はプラネットオーシャンをつけたい!という日は少なくありません。

細腕だけどしっかりしたダイバーズをつけたい!という方は、プラネットオーシャンの38mmおすすめです。

タグホイヤーカレラ キャリバー5を3年使ってわかったこと

こんにちは。しけももです。

今回は時計の紹介です。

普段は文房具の紹介をしていますが、好きなものはそれだけではないなと思って、書くことにしました。

万年筆が好きな人は革靴と時計が好きだという文を見たことがあります。長く使えることにロマンを感じる、みたいなところが共通点なのでしょうか。

 

元々時計は好きではあったのですが、色々持っているわけではなく、同じものをずっと使っていました。当時時計をしている人は少なかったように思います。なんとなく腕に時計をつけているのが好きだったのです。

 

さて、今回の主役、タグホイヤー  カレラ キャリバー5のお話です。

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いわゆる「初めての高級時計」というもので大学の卒業祝いでもらいました。

それから3年くらいはほとんど毎日着けていました。今回は選んだ理由や使ってみてどうかを書いていきます。

 

選んだ理由

もらいものではありますが、しっかり好みのものを選ぶことができました。

予算の範囲内で最良の選択をしようと頑張った結果、タグホイヤー カレラ キャリバー5になりました。

まず、腕まわりです。私の腕周りは15センチを切る細さなので、よくある41ミリ以上の時計はシンプルに似合いません。

カレラ キャリバー5は39ミリです。この大きさは細腕にとってベストに近いと思います。

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端正なルックス

シンプルで整った雰囲気に惹かれました。三針でシンプルな見た目ながらも、どこかスポーツを感じます。これは色々見比べましたが、ラグがいいと思います。

また、文字盤の彫りも目立ちませんがいいアクセントになっています。目立ちませんが。

なんとなくグレーに惹かれ、グレーにしました。グレーも黒もいいと思いますが、グレー文字盤って少ないのでいいですよね。

 

タグホイヤーというブランド

父も持っていたブランドで、なんとなく馴染みがありました。こういうところは所有する喜びみたいなところにつながります。

 

実際に使ってみて

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シーン

ビジネスシーンでも、カジュアルシーンでもいける万能機です。

どちらかといえばビジネスに合うと思います。スーツにつけるとバチッとはまります。

カジュアルなら、少しキレイ目な印象。

 

ビジネスでは

私は新入社員時代から使っていますが、タグホイヤーはかなり「ちょうどいい」ブランドだと感じます。

嫌味にならないか気にする方も多いと思います。その点タグホイヤー はいいのつけてるね!みたいな前向きな反応しか来ませんでした。

実は私もタグホイヤーだよ、と話が広がったこともありました。

 

メタルブレスレットがしっかりしている

つけて驚くのは、ブレスレットです。かなりしっかりしていてずっしりしています。

ブレスレットは実は時計の半分以上を占めているので、結構目立つ部分です。高級感に一役買っているように思います。

 

よくなかった点

パワーリザーブが厳しい

パワーリザーブが38時間と短めです。使用感としては、丸一日外してしまうとほとんど止まっています。

ただ、使っているとパワーリザーブだけの責任ではない気もしてきます。自動巻きの巻き上げも弱く、しばらく使うくらいでは巻き上がっていないように思います。ここはオーバーホールで改善するのでしょうか…

 

少し厚いかも?

ケース径は小さい時計ですが、厚さはそれなりにあります。

少し気になる方もいるかもしれません。

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3年使ってみて…

3年間使ってきましたが、不自由は全くなく、使ってきたスレはありますが、大きな傷も付かずに使えています。

このくらいの価格帯の時計は色々あります。私はこれしか使っていませんでしたが、どのシーンにも使え、お勧めできる時計だと思います。

一方で、時計の中では20〜30万円だとエントリーモデルのような価格帯です。

確かに惜しい部分も少しあり、どこかで次の時計を、と考えてしまうかもしれません。(私もカレラをきっかけに他の時計も気になるようになりました…笑)

とはいえ、どこでも、ずっと使える時計です。ブランド力という意味でもかなり強いです。

自信を持ってお勧めできる時計だと思います!

万年筆初心者へのプレゼントはプレラ色彩逢いと色彩雫がおすすめ!

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こんにちは。しけももです。

そしてこちらがきまぐれでアップをしていく文具ブログ、しけももこれくしょんです。

今回は、プレゼントをしたものを紹介します。

結論はタイトルの通りなのですが……

万年筆のプレゼント

そもそも自分で万年筆なんて買わん、と言う人が多い中で、プレゼントであげるかもらうかの方が多いのかもしれません。

私が使っているからか、興味があると言ってくれる方もポツポツいますが、本気で考えるほど空回りする感覚もあります。

いや、予算がわからないんだよね、みたいな。わかります?

しかも、万年筆って好きなポイントが人によって違います。

デザインが好き、書き味が好き、インクの色が好き、などなど。

デザインや書き味に大枚を叩く万年筆バカは私くらいなもんで、インクが綺麗とかの方が入りやすいものです。

その意味で、綺麗なインクとインクを魅せるちょっと”らしい”万年筆というのはちょうど良いように感じます。

 

プレラ色彩逢いの話に…

そろそろ本題に入りますが、プレラ色彩逢いはそういう意味でちょうどいいと思います。

クリアでポップながらも、万年筆らしさを保っています。そして安心のパイロット。

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ニブはカリグラフィーにしてみました。

カリグラフィーニブも思ったより太くなく、普段使いできる太さでした。

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価格も手頃で、デザイン、書き味共に○です。自分でも少し欲しくなりました。

いやいや、増やしませんよ…

 

あとは色彩雫

ここまできたらあとは綺麗なインクが必要ですよね。

そんなわけで揃えました。

天色

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山葡萄

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深緑

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の3つです。

いずれもインクの色がなくて申し訳ないですが、山葡萄はセンチュリー紫雲の記事をご参照ください。

深みのある綺麗な色で、レッドフラッシュが魅力です。

プラチナ #3776CENTURY センチュリー 紫雲のレビュー! - しけももこれくしょん~文房具と腕時計のブログ~

と言うわけでこの3つが入り、こんな感じに

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しっかり収まりギフト感が出ました。

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パイロットのロゴが出るボックスです。

まあこれはシンプルかな。

 

ちょっとかっこよく撮ってみました。

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開けてみて、こんなインクとペンが収まっていたら嬉しいですね!

 

プレゼントにはプレラ色彩逢いと色彩雫がおすすめ!

プレラ色彩逢いは定価で3850円、通販では2000円を切る価格で売られていることもあります。

色彩雫のミニボトルは770円。こちらも通販では割安で買えます。

ギフトとしては安く揃えれば5000円以内に収まりそうですね!

なお、インクの色やペンのニブ、色で在庫が違いそうなのでそこは注意です。

ここならインク沼にハマってもらい、万年筆沼に近づいてもらう……みたいな使い方も可能です。

もしプレゼントの機会がある方はご検討ください。好き嫌いが分かれるタイプのものなので、事前のリサーチはお忘れなく!

 

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プラチナ #3776CENTURY センチュリー 紫雲のレビュー!

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お久しぶりです。しけももです。

気が付いたら更新が半年くらい空いてしまいました。

筆まめな方ではないので、ついつい先延ばししていたらこんなことになっていました。

今回もペンの紹介をしていこうと思います。

他にも、これは出そうかなというものもあるのですが、気まぐれに更新していきます。

さて。今回はプラチナのセンチュリーです。

プラチナというか、国産の万年筆はあまり持っておらず、もっぱらの舶来派であるしけももですが、今回はプラチナを買いました。

実はセンチュリーの紫雲がずっと気になっていたんですよね。

プラチナ #3776センチュリー 紫雲 のレビュー!

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センチュリーには限定のシリーズがいろいろ出ています。透明軸中心の「富士五湖」や今回のカラフル透明軸の「富士旬景」シリーズが有名でしょうか。

その中の一つが今回の「紫雲」です。紫雲とはなんだかおめでたい紫の雲のことのようです。下記の通りとのことです。

吉兆とされる紫色の雲。その慶雲が、古来より信仰の対象である富士山の周りに現れ、あたり一面を紫に染め上げる。至高のよろこびに満ちた荘厳な景色は、新たなる時代のはじまりを予感させます。「紫雲」はそんなおごそかでめでたい情景を再現しました。

限定3776本です。私の所持限定軸からすると、少し多めの印象です。

万年筆のレビュー!

写真で伝わるでしょうか。思ったよりも暗い紫です。ただ、レンズカットが施されているので、上品な派手さを持っています。

シルバートリムが似合います。

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キャップリングは結構太いです。ここが引っかかるペンケースなんかもあるかも。

キャップトップには富士山が。センチュリーのトレードマークのような気がして、なんとなくうれしいです。裏にはシリアルナンバーがあります。

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キャップを開けてニブへ。ここにも富士山がいます。3776が彫ってあります。

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ニブが大ぶりな印象です。存在感があっていいですね。

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蛇腹は控えめです。ペリカンなんかは丸々太っています。

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コンバーター両用式です。吸入式ばかり持っているので両用式は久しぶりです。

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そしてプラチナといえばスリップシール機構。キャップ内の機構により、インクが長時間乾かないというものです。私のように使う頻度が少なく、干上がらせてしまう万年筆好きにはもってこいですね。

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他の万年筆との大きさ比較です。海外のものが多く、比較として成立しているのか疑問ですが…もし気になっていた人がいたらと思います。

右から、ペリカンM800、M600、プラチナセンチュリー紫雲、M400、大西製作所です。

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合わせるインクはこれ!

私にしては珍しく、インクを入れてきっちり使っているペンとなります。使い勝手を見たかったというのもありますが、こんなきれいな紫、あのインクを入れるしかないですよね…?

そう、パイロット 色雫 山葡萄です!

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山葡萄は非常にきれいな紫ですが、実は色の変化が一番面白いのです。たっぷりとインクを出すと、筆跡がきらきらと光沢をもつ「フラッシュ」が起こります。

これが起こっているとなんとなくうれしいです。

ちなみに、紫雲の書き味は、固めです。カリカリ、サリサリといった擬音が当たると思いますが、これが日本語を書くのには向いているのかもしれません。(ニブはMです。)

 

この万年筆のおすすめ度は…

おすすめ度(独自基準)ですが、、

★★★★★ です!

プラチナのセンチュリーは一本は持っていてよいペンだと思います。

書き味も独特ですし、紫雲は非常にきれいです。

そして今まで紹介してきた中でも比較的手に入れやすい万年筆ではないでしょうか。

中古の出物も多いですし、しっかり中古らしい価格で購入できます。

ただ、それでもそれなりにするのですが、センチュリーは通常ラインも非常に魅力的です。

私は見た目から入るタイプですが、シャルトルブルーを始め、ボルドーやグリーンなど、深い、きれいな色合いでほしいと思ったペンでした。

こちらは1万円弱で買えますので、おすすめです。

 

余談ですが、富士旬景シリーズは全5種です。

春暁、薫風、六花、紫雲、錦秋

とあるのですが、薫風と六花だけ明らかに様子がおかしく、ほとんど市場に出てきません。そして出てきてもめちゃくちゃ高いことも多いです。

非常にきれいなペンですので、機会があったらほしいと思っているのですが… 今までチャンスに巡り会えず、見つけたら確保しようと思います。

写真も公式(https://www.platinum-pen.co.jp/news/10162/)のものを引用して掲載をしておきます。

紫雲はまだ買えますので、気になった方はお早めに入手してください!

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アウロラ オプティマ マーレのレビュー!写真たくさん載せてます!

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こんにちは。しけももです。

突然ですが皆さん、アウロラといえばどのようなイメージをお持ちでしょうか?

レジンが綺麗、めちゃ高い、ラーメン、イタ万の良心、といったでしょうか?

そんなアウロラの万年筆を買ってしまいました。写真たくさんでレビューしようと思います。

 

アウロラ オプティマ リミテッドエディション マーレのレビュー!

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今回購入した万年筆は、アウロラオプティマのマーレです。

アウロラといえば毎年出る限定の万年筆。どれも気になりすぎますね。全部買ったら破産です。

今回の「マーレ」は2000年の限定とのこと。私はそのころ、万年筆という言葉も知らなかったでしょう。よく考えずに買いましたが、持っている中で一番古そうです。

世界限定7500本とのことです。万年筆をよく見ている私からすれば、多めかな?という印象です。万年筆でなければ少ないのでしょうかね。

私の持っている中だと…

デルタのイスラエルが1948本

ペリカンのオーシャンスワールが1600本

ペリカンターコイズホワイトは1500本

ビスコンティのディヴィーナタイフーンブルーが100本

ですので、多いなと感じますよね。

shikemomo-collection.hatenablog.com

shikemomo-collection.hatenablog.com

shikemomo-collection.hatenablog.com

shikemomo-collection.hatenablog.com

 

そんなわけで、本数は多いものの昔に作られたアウロラ オプティママーレ。案外出物が少ない一本です。

 

万年筆レビュー開始!

それではさっそく写真をのせていきます!

明るすぎず、暗すぎず、な青です。ゴールドトリムがおしゃれです。

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青といえばシルバートリムのイメージですが、ゴールドもいいですね。

古いアウロラなので、グレカパターンが違います。AURORAと書いてあります。

アウロラのラーメンマークはグレカパターンと呼ばれています。現行のオプティマは上下にグレカパターンが配置されています。

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キャップを開けると18金のペン先が出てきます。

ニブは大きく、単色ですが豪華に見えます。一般的な金というよりは少し赤みがかかっているようにも感じます。

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インク窓部分。強く締めすぎると折れるという噂もあります。最近のものは改善されて折れにくいようですが、マーレは2002年製。折れないか気が気でなりません。強く締めないようにはしていますが、万が一折れてしまったら泣いちゃいますね。

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アウロラの刻印がされています。この綺麗な胴軸に直接刻印をしてしまう… 普通に考えればもったいないように感じますが、これはこれでありですね。不思議です。

刻印はペンの真下部分にあります、全然読めません。

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クリップにはタツノオトシゴが。かわいいですね。

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ペリカンと大きさ比較もしてみました。

左から、M800、M600オプティマ、M400、M200です。

大きさはM400とほぼ同じか、少し大きいかくらいでした。

万年筆としては小ぶりな部類になると思います。

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この万年筆のおすすめ度は…

おすすめ度(独自基準)ですが、、

★★★★★ です!

 

といってもマーレに限った話ではなく、オプティマのおすすめ度です。

私は完全に見た目重視派なのですが、オプティマはどれも非常に綺麗ですし、ころっとした見た目がかわいいです。

通常ラインも非常にきれいなので、ついもう一本手が出てしまいそうです。

ブルーもグリーンもいいですよね。赤系も意外とないので気になる…と思っています。

更にはイタリア製ですが流通量も多く、当たりはずれも少ないと聞いています。

 

筆記感の話はほとんど触れてきませんでしたが、固めなのに抵抗はなく滑らかです。

まだほとんどつけペンしかしていないのですが…

インクはピストン吸入式ですが、リザーブタンクというシステムがあり、タンク内は完全に洗浄しきれないようです。100%洗浄しきりたい方には少し不向きかもしれません。

綺麗な万年筆を相棒万年筆にするんだ!という方には特におすすめしたいです。

手に入れやすく、目が飛び出るほど高くはなく、イタリアのセンスを楽しめ、使いやすく、修理や買い替えも出来ます!

デルタなんかじゃそもそも直せないし買えないから使えないですよね。

以上、アウロラ オプティマ マーレのレビューでした!

 

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パイロット 色雫 夕焼け

5年間使ってみたレビュー!三菱鉛筆 ピュアモルト4&1 5機能ペン

こんにちは。しけももです。

今回はボールペンのレビューをしていきます。万年筆ほどではないですが、ボールペンもなかなか好きです。

 

今回レビューする、三菱鉛筆のピュアモルトの4色ボールはかれこれ5年使ってきました。

グリップが木なので、木のエイジングやその他の変化具合をご紹介します。

まだまだ全然使えますが、見た目はだいぶボロボロです。

 

三菱鉛筆 ピュアモルト4&1 5機能ペンのレビュー

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オールブラックのボディーに深い黒柿色が非常にシックです。

買った当時の写真がないのでわかりにくいのですが、当初より明るく艶が出てきています。

木の風合いが綺麗に出ているように思います。

ちなみにグリップはいつからか回るようになりました。まあ、特に不便はしていません。 

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口金が金属なので、持つと重量を感じます。ただボールペンはボールを走らせるので、力を入れずに書けて良いと思います。太さも一般的な多機能ボールペンと同じくらいです。

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金属の口金も、傷がついて下の色が出てきています。

 

ボディは色落ちが激しく、全体的にまだらです。

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元々は艶消しのブラックだったのですが、艶消しが剥げてきてつるつる部分が出てきています。

はがれてきてしまっているからか、埃もつきやすくなっている気がします。

 

ここに昔は「PUREMALT」と書かれていました。今は名残が若干ある程度です笑

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クリップもだいぶ地金が見えています。

銅のような色です。

キャップ部分も茶色が出てきています。

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全体を通して、5年も使えばこうなるだろうという感じではありましたが、機能としてはまだまだ使えます。

比較的傷が目立ちにくいので、まだ外でも使ってしまっています。

いっそ全部塗装をはがした方がいい気もしますね笑

買い替えも考えていますが、木の色を見ると買い替える気も起きず…

かといって手放す気にもならず、悩みながらなんだかんだ使っています。

ペリタコ買ってしまいました(ペリカンスーベレーンM600ターコイズホワイト)

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こんにちは。しけももです。

今回はペリカンターコイズホワイト、略してペリタコのレビューをします。

ペリタコ、ずっと気になっている存在でしたが、ついに買ってしまいました。2018年限定だったのですが、すぐに売り切れてしまったみたいですね。

私はその頃はお金もなく買う選択肢がなかったので今頃なわけですが、このころの限定って結構心惹かれるものが多かったように思います。

オーシャンスワールラミーのパシフィックも2017年らしく、このあたりが気になっちゃうよなあという感じです。

ただ単に興味を持った時期のような気もしますが…

 

ペリカンスーベレーンM600 ターコイズホワイトをレビュー!

早速レビューをしていきましょう!

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まず気になるのはこの色ですよね。爽やかな青と鮮やかな白。これだけで購入を決意したといっても過言ではありません。スーベレーンなので心配はしていなかったですし。

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キャップを外すとこんな感じ。

白と青ときたらシルバートリムのイメージですが、ゴールドが合いますね。ゴールドのおかげで上品でかわいらしい仕上がりになっているような気がします。

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ペリカンらしいストライプはラメが入っています。きらきらつやつやしています。

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キャップの中は少し色がついてしまいました。初めは真っ白だったと思います。

仕方ないですが少し気になるかも。洗ってもいまいち落ちません。

ニブの辺りは他と変わらないので割愛。

Fニブですが、スーベレーンらしい書き味です。ずっとM400派でしたが、600もよいなという印象。どっちを選ぶかは完全に好みなのでしょう。

というわけであとは写真でお楽しみください笑

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M400のホワイトトートイスと一緒に

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M600とM400のキャップは互換性がありませんでした。

大きさが同じなのか気になっていたのですが、もちろん違いますよね。

ちなみにM400とM200は同じです。組み替えが可能。

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M400、M600、M800並べてみました

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我が家のペリカンスーベレーン達。

気がついたらこんなに…

 

この万年筆のおすすめ度は…

おすすめ度(独自基準)ですが、、

★★★★☆ です!

 

非常に美しく、見ているだけで楽しいペリタコ。机に置かれているだけで華やかです。

ただ、高価なペンですので、白に付くインク汚れが気になる人は見るだけになってしまうかも。かく言う私も卓上に見えるだけで気分が上がるというのが目下の使い道になっています。

もちろん書いた時の良さは抜群なので、そこが悩ましい…

でも置いてあるだけでよい… つい見てしまう…

 

また、人気の高いペンなので高騰しがちです。結構探さないとだめかもしれません。

私はフリマアプリで探していましたが、キャップにひびがはいった出品が多かったです。実用目的であれば問題ないと思うのですが、ちょっと気になるポイントですよね。

というか、なぜキャップひびが多いのでしょうか?

ペリカンは少しキャップが外れやすいから渾身の力で絞めてしまうのかな?

ちょっと気をつけようと思います!

 

ペリカンのホワイトはシリーズがあります!

ちなみに、ピンク(ピンク)、白(ホワイトストライプ)、紫(バイオレットホワイト)が色違いであります。(画像は記事最下部にて)

価格の高騰具合では、ピンク>>ターコイズホワイト>バイオレットホワイト=ホワイトストライプという印象。

ピンクが600本と少なく、ターコイズホワイトが1500本あるからというのが理由かなと思います。

なお、この記事を執筆しているころにグリーンが発表されました。グリーン!ペリカンの得意分野!笑

これ、全部揃えたら壮観なんでしょうね。その前に破産ですが… そろえてみたい!

とはいえ、一本だけでも見ているだけでも大満足なペリタコでした。

 

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ペリカン ピンク(ペリカン公式サイトより:https://www.pelikan.com/pulse/Pulsar/ja_JP.FWI.displayShop.253745./souver%C3%A4n%E7%89%B9%E5%88%A5%E7%94%9F%E7%94%A3%E5%93%81

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ペリカン バイオレットホワイト(ペリカン公式サイトより:https://www.pelikan.com/pulse/Pulsar/ja_JP.FWI.displayShop.253567./%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%89%B9%E5%88%A5%E7%94%9F%E7%94%A3%E5%93%81

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ペリカン ホワイトストライプ(ペリカン公式サイトより https://www.pelikan.com/pulse/Pulsar/ja_JP.FWI.displayShop.253567./%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%89%B9%E5%88%A5%E7%94%9F%E7%94%A3%E5%93%81


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ペリカン グリーンホワイト(三光堂より:http://www.sankodo-web.co.jp/products-pelikan_gentei.html

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